Phantom 3 Professional と RC Eye One Extream + GoProとの比較(ジンバルでここまで違うのか…)
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Phantom 3 が到着して3日…。追加バッテリーがまだ購入できないので1回に1フライトしかできないけれど非常に楽しんでます。
これまで私が操作したドローンの一つAR DroneはHDカメラ搭載で割りときれいな動画も取れるのですが、カメラが機体に固定されているので、機体が傾けば当然映像も傾いてました。
また機動性の高いRC Eye One ExtreamにGoProを装着して飛ばしてみましたが、GoPro HERO4の映像はもちろんきれいなものの、ブレがすごいので映像の編集やそもそもの操作や撮影の技術がないと、見れる映像は取れないと感じました。
RC Eye One Extream + GoPro Hero 4 Silver Editionでジンバルなし
今回Phantom3を飛ばしてみて一番強く感じたのが「ジンバルってすげー」ってことです。ビジョンポジショニングやGPSによる安定したホバリングや機体の飛行安定性も高いと思いますが、3軸ジンバルによる滑らかな映像は、初心者でもかなり綺麗なものになります。
Phantom 3 Professional テスト飛行1
RC Eye One Extream + GoPro Hero 4 Silver Editionでジンバルなしで固定して撮影したものと比較すると違いは歴然。ジンバルなしの場合は、機体の傾きや方向によって映像も傾くが、ジンバル有りのPhantom3の場合は、つねに水平を保っています。
また、若干の風で機体が煽られるときも、風なんて吹いてなかったんじゃないかと映像を見て思うくらいです。ちなみにこちらは風速3〜4mでやや風が出てきたときのもの。
Phantom 3 Professional テスト飛行2
私はphantom3までに色々まわり道していますが、ドローンの可能性を知り、かつ安全に楽しむのであれば、まずはphantom3がベストだと思いました。
4Kカメラ搭載 DJI Phantom 3 Professional
フルHDカメラ搭載 DJI Phantom 3 Advanced
Phantom 3 の機能や飛行時の注意事項など確認(ユーザマニュアルより)
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DJI Phantom3を動かすにあたり各種説明・マニュアルをしっかり理解しておく必要がありますが、私が参照したときは英語のユーザマニュアルしかなかったので、その時のメモであり、完全に自分用です。
2015.5.15時点では、Phantom3の公式チュートリアルの動画が存在しないようです。クイックスタートガイドには、http://www.dji.com/product/phantom-3/videoにチュートリアルビデオがあると記載があるが、実際は存在しない様子。(WebにはVideo Tutorials Are Coming Soon.とある)
なので、取り急ぎはユーザマニュアルとクイックスタートガイドを中心に確認していく。最大高度や飛行距離の制限などアプリ側での設定も多いが、アプリは英語かつ、まとまった情報がなさそうなので、フライト時に順次確認していくことにする。
マニュアル(日本語)とクイックスタートガイド(英語)はこちら
Phantom 3 Professional User Manual (JP) v1.0
Phantom 3 Professional Quick Start Guide (EN) v1.0
飛行時の確認事項・基本操作
コンパスキャリブレーション
新しい場所での飛行前には、必ずコンパスキャリブレーションをすること。コンパスがずれていると、飛行の不安定化、墜落などにつながりかねないので確実に行う。やり方は簡単で、アプリの案内に従えばできる。
1 キャリブレーションを選択する
DJI Pilot app のAircraft Status Barをタップし、「Calibrate」を選択します。新しい場所で飛行させるときは毎回必要な作業です。
2 水平に機体を持ち上げて360度反時計周りする
LEDの機体のステータスが緑点灯します
3 前方を下にして機体を真横のまま、360度反時計回りする
LEDの機体のステータスが赤の場合は再度1からやり直しです。以下の場合もすべてやり直しです。
- LEDの機体のステータスが緑と黄色の点滅をしているとき
- 新しい場所で飛行するとき
- ハードウェアの取り外しなど機体に変化があった時
- フライト時にまっすぐ飛ばしているのにまっすぐ飛行しなくなった時
離陸から着陸までの基本操作
- 広い平らなスペースに、またバッテリーランプを自分に向けて設置する
- リモコンとモバイルデバイスの電源をONにしてからバッテリーをONにする
- DJI Pilot appのアプリを起動して、Cameraページに移動する
- 機体のLEDが緑点滅するまで待つ。黄色の点滅ではホームポイントが記録されていない。
- モーターを起動して、スロットルをゆっくり上げて離陸させる(もしくは自動テイクオフ機能を利用する)
- アプリからカメラとビデオをとる
- ゆっくりとスロットルを下げて下降させる
- 着陸した後に、モーターを停止させる
- 機体のバッテリーの電源をOFFにしてから、リモコンの電源を切る
ホームポイントの確認確認とRTH(Return-to-Home)の実行
流されたり、コントロールを失った場合には、最後に登録されたホームポイントに自動的に戻ってこさせることが可能です。ホームボタンは、GPS強度が問題なければ離陸時の場所がホームポイントとして登録されます。ホームポイントが登録されている場合は、GPSアイコンが早く点滅するので、ホームポイントが登録されているかどうかを毎回確認したほうがよさそうです。
また、RTHの機能には、3種類ある。
Smart RTH
リモートコントローラーのRTHボタンを押下(もしくはモニターのRTHボタン)することで機体を自動的にホームポイントに戻すことができます。手動でホームポイントに戻すことができるので、コントロールを失いそうになった場合に利用します。
Low Battery RTH
バッテリーが少なくなると、急速に電圧が下がり、バッテリーが急低下することがあります。バッテリーがなくなると飛行もできなくなるため、事故につながることもありえます。そのため、バッテリーが少なくなったら、なるべく早い段階で着陸させたりする必要があります。さらに、このLow Battery RTH機能は、安全に帰ってこれる範囲のバッテリーがなくなると判断された場合に、自動的に戻ることができるのでさらに安心して飛行させることができます。
Low Battery RTHが起動すると、10秒間カウントダウンが始まるので、その場近くに着陸させられるならRTHボタンを押してキャンセルし、そのままRTHの機能を利用して戻らせる場合は、そのままにすると自動的にRTHが始まります。
Failsafe RTH
リモートコントローラーと機体の信号が一時的にでも切断された場合に、コンパスが正常に動いている場合に、自動的にRTHがされます。ただし、リモートコントローラーと機体が再接続した場合はRTHの操作は中断されます。Failsafe RTHは、Low Battery RTHのように手動でRTHのキャンセルはできないので、戻る途中に障害物があった場合にぶつかってしまう可能性もあります。そのため、「適切なフェールセーフの高度」をフライト前に自前にセットする必要があります。
適切なフェールセーフの高度の設定
DJI Pilot app>Camera>MODE>Advanced Settings>Failsafe mode>Failsafe altitude
Intelligent Flight Batteryの確認
DJIのバッテリーは単なるLiPoバッテリーではなく、過充電の制御、0℃から40℃までの耐熱、自動放電、バランスチャージ、8Aを超えた充電は自動停止、などなど色々な制御が付いており、取り扱い注意が必要なLiPoに対する負荷をかなり減らしてくれます。しかも、バッテリーのエラーがあった場合に、それらを記録し、アプリから見れるようにしているなど至れり尽くせりな感じです。
フライトモードの確認
フライトモードは3種類あり、コントローラーの右後ろのフライトモードのスイッチを右(F-Mode)・真ん中(A-mode)・左(P-mode)に変更することで切り替えが可能です。Vision Positioning(GPSがなくても安定飛行・ホバリングができる)を利用するためにも、P-modeにしておくのが良いです。
各モードの意味合いは以下。
P-mode(Positioning)
P-modeは、GPSの信号が強い時に最も効果的なモード。GPSの信号の強度によりさらに3つの違いがある。
P-GPS
GPSとVision Positioningの両方が利用可能で、基本的にはGPSを利用して移動。
P-OPTI
Vision Positioningが利用可能で、GPSの信号が強いことが必ずしも必要ではないので、屋内などでも利用可能。
P-ATTI
GPSもVision Positioningどちらも利用できないモード。高度や気圧などを用いて飛行させる。
A-mode(Attitude)
機体安定のために、GPSやVision Positioningが利用されないモード。気圧計のみを利用する。Homeポイントを正しく設定されていれば、途中でコントロール不能になってもHomeポイントに自動的に戻ってくることができる。
F-mode(Function)
Intelligent Orientation Control(IOC)が作動するモード。飛行のさせ方を予め固定できるので、撮影時などに多用しそうなモードです。
フライトステータスの確認
Phantom3には前方方向を示すLEDと後方にある機体のステータスを示すLEDがある。
機体のステータス(後方に位置)のLEDの意味
色と表示方法 | 意味合い |
---|---|
正常 | |
赤・緑・黃の交互に点滅 | 起動中・自己診断中 |
緑・黃の交互に点滅 | ウォーミングアップ |
緑がゆっくりと点滅 | 飛行OK(Pモード) |
緑が2回点滅 | 飛行OK(PモードGPSなし) |
黃がゆっくりと点滅 | 飛行OK(A-モード) |
警告 | |
黃が早く点滅 | リモートコントロール不能 |
赤がゆっくりと点滅 | バッテリが少ない |
赤が早く点滅 | バッテリがない |
赤が点滅 | IMUのエラー |
赤と黄色が交互に点滅 | キャリブレーションしなおしが必要 |
コントローラーのステータス確認
コントローラーの下部にLEDがあり、ステータスが確認できる。
色と表示方法 | アラーム | 意味合い |
---|---|---|
赤点灯 | ♪ | 機体との接続断 |
緑点灯 | ♪ | 機体との接続中 |
赤点滅 | D-D-D | リモコンのエラー |
赤・緑(赤・黄)の交互点滅 | 無し | 映像の通信が中断 |
Vision Positioning(ビジョンポジショニング)とは
VISION POSITIONING
Fly indoors, low to the ground, and in GPS-free areas with Vision Positioning technology. Visual and ultrasonic sensors scan the ground beneath your Phantom 3 Professional for patterns, enabling it toidentify its position and move accurately.
http://store.dji.com/product/phantom-3-professional
屋内や低位置で飛行させる際に、地面との距離などをセンサー(超音波やカメラ)を用いて、機体自身の位置を認識させることで、自動的にホバリングしたり正しく飛行させることができるための機能のこと。AR Drone2.0でもLanding直後に低位置で勝手にホバリングしてくれる機能が大変便利でしたが、同じ機能ですね。
ただし、Vision Positioningにも制約があります。以下のような場所では、注意して操作が必要です。
- 単色(黒・白・赤・緑等)の地面の上
- 高い反射性がある地面の上
- 早く飛行している時
- 水の上や透明の地面の上
- 動いている地面や物の上
- 光の加減が頻繁に変わる場所
- とても暗い(lux<10)、もしくはとても明るい(lux>100000)地面の上
- 音波を吸収するような素材の地面の上
- 模様などが複雑な地面の上
- 傾いた地面の上
- センサーが汚れている時
- 0.3m〜3mの範囲外の高さの時
- 40kHzの電波が出ている付近(Ex.一部の電波時計、ラジオ、オーディオ等)
Intelligent Orientation Control(IOC)とは
IOCとは、飛行時に進む方向などを固定してくれる機能。以下のように3つのモードがあります。ある程度、機体の動きを固定したい場合など撮影するときに重宝しそうです。
- CL(Cource Lock)が進む方向を固定するモード
- HL(Home Lock)Homeポイントを記録して、そこを起点に移動?するモード
- POI(Point Of Interest)は、任意の場所を記録して、前面は指定した場所に向いて回る
ざっと基本機能を中心にピックアップした。が、とてもとても高機能すぎて追いつかない…実際の飛行中にiPhoneのモニターで表示される各種状態や設定など、他にもできることがたくさん有りすぎる。
4Kカメラ搭載 DJI Phantom 3 Professional
フルHDカメラ搭載 DJI Phantom 3 Advanced
【Phantom 3 到着!】フォームウェアのアップデートとモーター起動まで
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フォームウェアのアップデートなど、最新情報は下記に更新しています。 drone.beinto.xyz
↓は古いので、↑からご覧ください。
4月に注文したDJI Phantom 3 Professionalがようやく到着した…。約3週間です。本来であれば後1周間早く到着する予定でしたが、今回海外輸送業者がDHLの配送不手際により、別のユーザーの元へ私のPhantom3が届いた模様。DHLの担当者によると「凡ミスでした…」と、よくわからない原因説明で釈然としないが、特に傷もなく、開梱されているわけでもなく、正常起動したのでよしとしました。
いざ、開梱
若干不安な梱包…
どこかApple製品に似たドキドキが…
箱を開けると書類一式
箱の中身と保険登録証(後述)
シールやスタートガイド(pdfあり)
機体とリモコンがしっかり固定 全部出した
付属のプロポにもしっかり技適
保険の登録
DJI Phantom3は購入時点から1年間の保険が無償でついているので、登録しておく。登録はメールかFAXでの送信が可能だったので、私はメールで。
以下より登録票をダウンロードし、記入。
http://www.dsn.co.jp/services/insurance/dji/
製品の機種とシリアルの記載が必要。機種は「Phantom 3 Professional」と記載し、シリアルは「購入時の白い箱の側面」に記載されているので、そちらと機体のシリアル番号と一致していることを確認して記載した。
Craft S/Nの部分の英数字
記載したらPDFを下記のメールアドレスに添付し送信して完了。特に返信はない。後日「被保険者証」が送られるとのこと。
登録票送信先 insurance-dji@dsn.co.jp
とりあえず機体もリモコンも充電しておく
フォームウェアは50%以上のバッテリーが必要なので、開梱後はとりあえず専用チャージャーで充電。公式のFAQによると、「チャージャーは機体とリモコン同一のACアダプタ」だが、「同時に充電することは推奨しない」とのことで、1つずつ充電する。(そのうち面倒になって同時にやりそう)
Phantom 3 Professional & Advanced - FAQ | DJI
リモコンとインテリジェントフライトバッテリーを同時に充電することはできますか?
リモコンチャージャーとインテリジェントフライトバッテリーチャージャーは利便性のために一つのユニットに統合され、一度に一つのアイテムのみを充電することが推奨されます。統合されたチャージャーを使用して両方のアイテムを同時に充電するようなことは決してしないことをお勧めします。
フォームウェアのアップデート
DJIが出しているフォームウェアのアップデート方法(英語)にしたがって進める。
http://download.dji-innovations.com/downloads/phantom_3/en/How_to_Update_Firmware_en.pdf
まずは、フォームウェアに必要なモノをダウンロードし、Phantom 3のカメラジンバル部分についているSDカードを取り出して、その中に追加しておく必要がある。microSDカードなので各種変換アダプタなどを利用してPCと接続する。私は、いつかSymaについていたmicroSDカード USB変換アダプタをずっと使っている…
SymaについていたUSB変換アダプタ
SDカードは最初は「DCIM」フォルダしかないはずだが、同フォルダと同じ階層に下記より取得したフォームウェアのZIPを解凍して、binファイル(私の場合はP3X_FW_V01.01.0008.bin)をSDカードに追加する。
http://www.dji.com/product/phantom-3/download
Phantom 3 Professional Firmware v1.1.8
SDカードにbinファイルを入れたら、SDカードを取り出して、いよいよ機体(バッテリは一緒にやってくれると)とリモコンのフォームウェアをアップデートしていく。
機体のフォームウェアのアップデート
- 機体の電源をOFFにした状態で、カメラのSDカードスロットにSDカードを入れる
- リモートコントローラは電源OFFのまま、機体は電源ONにする
- 自動的にアップデートが開始されて、およそ25分で終了する
- 「ドゥドゥドゥ」とビープ音がなっているときはアップデート進行中(結構うるさい)
- 「ドゥードゥドゥ」はアップデートの完了(一回ではなく鳴り続ける)
- 機体の電源をOFFにして、SDカードを抜いて、中身を確認する
- txtファイルにログ出力されているので正しくアップデートがされているか確認する
- 「result: successful」の文字があれば無事成功、「result: failed」の場合は失敗なので再度やりなおし
アップデート中は光ってる
私の場合は、特に問題なく、公式の25分よりも10分ほど早くアップデート完了した。
リモートコントローラーのアップデートの開始
- リモートコントローラーの電源をOFFにした状態で、USB(SDカード変換アダプタ利用)をUSBポートに差し込む
- リモートコントローラーの電源を入れると60秒でアップデートが始まるので電源OFFはしちゃだめ
- 10分ほどでアップデートは完了
- 「LED:青」はアップデート進行中
- 「LED:緑」はアップデートが正常終了
- 「LED:赤」はアップデートが失敗なのでやり直し
アップデート正常終了
機体よりもやや軽めの音だが、リモコンのアップデート進捗はビープ音ではなくLEDで判断。今回も問題なく、青から緑に5分ほどでかわり正常に終了。
最終的に結果ファイルとしてSDカードに記録される
各txtファイルが結果ファイル
いざ、初離陸ではなく、モーター起動!
開梱から充電、フォームウェアのアップデートまでで約2時間ほど経過。屋内なのでモーターの起動と停止ができるところまでをゴールとした。プロペラガードがないので、狭い屋内で壁にあたってプロペラ破損とか嫌なので最初は動作確認のみで我慢!
4月下旬の段階では、ユーザーマニュアルは英語しかなかったが、5/11に追加更新されていました。
Phantom 3 Professional User Manual (JP) v1.0
クイックスタートガイドはPDFにでは英語しかありませんが、日本語版は紙のものが同梱されているはずです。
Phantom 3 Professional Quick Start Guide (EN) v1.0
日本語版のクイックスタートガイドに記載されていますが、「mode1」で出荷されていて、離着陸もそれに合わせて日本語版は記載されていました。私はmode1での操作のため、日本語版のスタートガイド(紙)を参考に起動です。
DJI Pilot appをインストールする
リモコンと接続した初回起動時に設定ウィザードがあるので電源ONにする前にインストールしておいたほうがよいです。私はiPhone 6 Plusをモニターに利用するので、iPhone アプリをインストールしました。
https://itunes.apple.com/us/app/dji-pilot/id943780750?mt=8
機体とリモコン電源ON
まずは、リモコンのフライトモードが「P/A/F」の内、「P」になっていることを確認。PモードはGPSやビジョンポジショニングの機能が有効な安定性の高いモードです。またSDカードが入っていること、ジンバルに固定されているプラスチックを事前にとっておく。
その後、電源を入れます。
機体とリモコンの電源ボタンを1回押下すると、バッテリーの残状況が確認でき、続けてもう一回長押しすると機体とリモコンがそれぞれ起動します。
iPhoneをUSB接続でリモコンと接続し、DJI Pilot appを起動すると、初回は設定ウィザードが開いて設定を行いました。
DJI Pilot app(ios)の初回設定
名前を登録して
操縦モードでmode1を選択
設定を選ぶ
Metric(メートル表示)とNTSC(日本はこちら)を選択
最初はビギナーモードで…
メアド登録して完了
モーター起動!停止!
準備OK!
プロペラも装着(手で回すのみで可)し、これで機体・リモコン・モニタ(iPhone)がそれぞれ起動し、iPhoneには、機体のカメラから映しだされている映像が表示されている。AR Droneなどに比べると断然綺麗であり、GoPro Hero4 のディスプレイで見える映像と大差なく見えます。
モーターの起動は、左スティックと右スティックを下斜めにそれぞれ反対方向に引きます。するとモーターが起動。モーターの停止は、右スティックを下に引くのみ。これで停止しました。
ここまでで
まだ飛ばしてない状態でも、なぜだか買ってよかった感が出てくる。これまでの「Syma」や「AR Drone 2.0」や「RC Eye One Extream」とは異なる感じが半端ではない。重厚感・安定感・高級感がある機体、iPhoneアプリ画面でみるだけでも多機能なパッケージングされたソフトウェア。早く飛ばしたい衝動に駆られるもこの時深夜であるため断念した。
後日、実際に飛ばしてみて…これは…すごいです。
今日は涼しくなってきたので、これから3フライト目行ってきます。
DJI Phantom 3 がただ今 配送中!
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4/28にDJIの公式サイトより注文したDJI Phantom3 Professionalですが、おそらく5/7には到着する予定です。注文日が遅かったので(予約販売開始が4月初旬)順番待ちになるかと思いましたがそんなことないようです。
4/28に注文して、当日中に、中国より確認の電話。
中国なまりの女性が日本語で「もしもし」と話しかけてきてくれました。 本人認証のために、名前や住所や購入商品と数量などを確認して問題なければ認証OKとなるようです。
5/1には、DJIのマイページで発送中(Shipped)に
上記の電話での本人認証が完了すると、「3.Payment Success」が完了し、2日後の5/1には「4.Shipped」に変わっていました。国際輸送・海外発送のDHLが今回の業者のようで追跡番号(Tracking Number)をクリックするとDHLのサイトで配送状況の確認ができました。
現在の予定では、5/7なので、予定通りであれば注文から10日で来ることになります。Amazonよりも早く到着する(Amazonは5月末)なので、早くほしい方はDJIの公式オンラインショップから注文※したほうがよいですね。
※ただあくまで「追加バッテリーがない」ので発送時期が早いことに注意
DJI Phantom 3 Professional
DJI Phantom 3 Advanced
※追加バッテリーつきで5月下旬でもよいのであればAmazonからでも購入は可能。
Drone関連の海外ニュースのピックアップ4/30
※お知らせ
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日本のドローン情報は少ないので、必然的に海外の情報によってしまうので、4/30の面白そうなニュースをピックアップしました。
Drone cameras take wedding photography to new heights
http://www.cbsnews.com/videos/drone-cameras-take-wedding-photography-to-new-heights/
FAAの許可なく結婚式でドローンを用いた撮影することは現在違法だけど、一生に一度の結婚式で動画にもあるような思い出になる写真をドローンが取れるのも事実。
Video of the Day 4/30/15: Faster Than a Speeding Bullet…
http://dronelife.com/2015/04/30/video-of-the-day-43015-faster-than-a-speeding-bullet/
なにこれっていうくらいの早さのドローン!見ていて怖いくらい。
記事の筆者も「この早さに可能性が…」といっているが、たしかにこれくらいのスピードだと、Amazonの配達とかトラック配達なんかより桁違いにスピードが早くて、正確なんじゃないかと想像できます。いやぁ驚き。
AirMap Launches Tool for Safe, Legal Drone Flying
http://dronelife.com/2015/04/30/airmap-launches-tool-for-safe-legal-drone-flying/
飛行禁止区域や注意が必要な箇所などがわかるツール。
日本のアラートはないが、日本の場合飛ばせるところがそもそも限られているからなぁ…。 ただ、人が見るにせよ、システムで見るにせよ、このようなmapが今後必要になる。
Shapeways & DJI Partner with Adam Savage of Mythbusters to Bring Drone Hobbyists 3D Printed Accessories
Phantom3を出したばかりのDJIと3Dプリンタの「Shapeways」がタッグを組んでドローン周辺のアクセサリを今後3Dプリンタで作れるようにしていくという期待大なお話。3D RoboticsとDJIからは目が離せない。
DroneBase Lets Any Business Rent A Drone And Pilot
http://techcrunch.com/2015/04/29/dronebase/ 商用利用のドローンのマーケットプレイスのようなサービスを展開している「DroneBase」。腕のたつ操縦士やドローン自体のレンタルなども行うということで、本来ほしい映像や写真などのアウトプットを手に入れるためのサービスが提供される。当面は「建造物」「不動産」「採鉱」などにフォーカスしてサービスを行うのでFAAの規制(特に人の上を飛ばしてはNGの規制)も回避して、需要のある、かつ安全が担保しやすい点がいい。企業側にほとんど情報もない中、このようなB2Bネットワークの構築は日本にも早い段階で必要になるはず。