【Phantom 3 到着!】フォームウェアのアップデートとモーター起動まで
※お知らせ
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フォームウェアのアップデートなど、最新情報は下記に更新しています。 drone.beinto.xyz
↓は古いので、↑からご覧ください。
4月に注文したDJI Phantom 3 Professionalがようやく到着した…。約3週間です。本来であれば後1周間早く到着する予定でしたが、今回海外輸送業者がDHLの配送不手際により、別のユーザーの元へ私のPhantom3が届いた模様。DHLの担当者によると「凡ミスでした…」と、よくわからない原因説明で釈然としないが、特に傷もなく、開梱されているわけでもなく、正常起動したのでよしとしました。
いざ、開梱
若干不安な梱包…
どこかApple製品に似たドキドキが…
箱を開けると書類一式
箱の中身と保険登録証(後述)
シールやスタートガイド(pdfあり)
機体とリモコンがしっかり固定 全部出した
付属のプロポにもしっかり技適
保険の登録
DJI Phantom3は購入時点から1年間の保険が無償でついているので、登録しておく。登録はメールかFAXでの送信が可能だったので、私はメールで。
以下より登録票をダウンロードし、記入。
http://www.dsn.co.jp/services/insurance/dji/
製品の機種とシリアルの記載が必要。機種は「Phantom 3 Professional」と記載し、シリアルは「購入時の白い箱の側面」に記載されているので、そちらと機体のシリアル番号と一致していることを確認して記載した。
Craft S/Nの部分の英数字
記載したらPDFを下記のメールアドレスに添付し送信して完了。特に返信はない。後日「被保険者証」が送られるとのこと。
登録票送信先 insurance-dji@dsn.co.jp
とりあえず機体もリモコンも充電しておく
フォームウェアは50%以上のバッテリーが必要なので、開梱後はとりあえず専用チャージャーで充電。公式のFAQによると、「チャージャーは機体とリモコン同一のACアダプタ」だが、「同時に充電することは推奨しない」とのことで、1つずつ充電する。(そのうち面倒になって同時にやりそう)
Phantom 3 Professional & Advanced - FAQ | DJI
リモコンとインテリジェントフライトバッテリーを同時に充電することはできますか?
リモコンチャージャーとインテリジェントフライトバッテリーチャージャーは利便性のために一つのユニットに統合され、一度に一つのアイテムのみを充電することが推奨されます。統合されたチャージャーを使用して両方のアイテムを同時に充電するようなことは決してしないことをお勧めします。
フォームウェアのアップデート
DJIが出しているフォームウェアのアップデート方法(英語)にしたがって進める。
http://download.dji-innovations.com/downloads/phantom_3/en/How_to_Update_Firmware_en.pdf
まずは、フォームウェアに必要なモノをダウンロードし、Phantom 3のカメラジンバル部分についているSDカードを取り出して、その中に追加しておく必要がある。microSDカードなので各種変換アダプタなどを利用してPCと接続する。私は、いつかSymaについていたmicroSDカード USB変換アダプタをずっと使っている…
SymaについていたUSB変換アダプタ
SDカードは最初は「DCIM」フォルダしかないはずだが、同フォルダと同じ階層に下記より取得したフォームウェアのZIPを解凍して、binファイル(私の場合はP3X_FW_V01.01.0008.bin)をSDカードに追加する。
http://www.dji.com/product/phantom-3/download
Phantom 3 Professional Firmware v1.1.8
SDカードにbinファイルを入れたら、SDカードを取り出して、いよいよ機体(バッテリは一緒にやってくれると)とリモコンのフォームウェアをアップデートしていく。
機体のフォームウェアのアップデート
- 機体の電源をOFFにした状態で、カメラのSDカードスロットにSDカードを入れる
- リモートコントローラは電源OFFのまま、機体は電源ONにする
- 自動的にアップデートが開始されて、およそ25分で終了する
- 「ドゥドゥドゥ」とビープ音がなっているときはアップデート進行中(結構うるさい)
- 「ドゥードゥドゥ」はアップデートの完了(一回ではなく鳴り続ける)
- 機体の電源をOFFにして、SDカードを抜いて、中身を確認する
- txtファイルにログ出力されているので正しくアップデートがされているか確認する
- 「result: successful」の文字があれば無事成功、「result: failed」の場合は失敗なので再度やりなおし
アップデート中は光ってる
私の場合は、特に問題なく、公式の25分よりも10分ほど早くアップデート完了した。
リモートコントローラーのアップデートの開始
- リモートコントローラーの電源をOFFにした状態で、USB(SDカード変換アダプタ利用)をUSBポートに差し込む
- リモートコントローラーの電源を入れると60秒でアップデートが始まるので電源OFFはしちゃだめ
- 10分ほどでアップデートは完了
- 「LED:青」はアップデート進行中
- 「LED:緑」はアップデートが正常終了
- 「LED:赤」はアップデートが失敗なのでやり直し
アップデート正常終了
機体よりもやや軽めの音だが、リモコンのアップデート進捗はビープ音ではなくLEDで判断。今回も問題なく、青から緑に5分ほどでかわり正常に終了。
最終的に結果ファイルとしてSDカードに記録される
各txtファイルが結果ファイル
いざ、初離陸ではなく、モーター起動!
開梱から充電、フォームウェアのアップデートまでで約2時間ほど経過。屋内なのでモーターの起動と停止ができるところまでをゴールとした。プロペラガードがないので、狭い屋内で壁にあたってプロペラ破損とか嫌なので最初は動作確認のみで我慢!
4月下旬の段階では、ユーザーマニュアルは英語しかなかったが、5/11に追加更新されていました。
Phantom 3 Professional User Manual (JP) v1.0
クイックスタートガイドはPDFにでは英語しかありませんが、日本語版は紙のものが同梱されているはずです。
Phantom 3 Professional Quick Start Guide (EN) v1.0
日本語版のクイックスタートガイドに記載されていますが、「mode1」で出荷されていて、離着陸もそれに合わせて日本語版は記載されていました。私はmode1での操作のため、日本語版のスタートガイド(紙)を参考に起動です。
DJI Pilot appをインストールする
リモコンと接続した初回起動時に設定ウィザードがあるので電源ONにする前にインストールしておいたほうがよいです。私はiPhone 6 Plusをモニターに利用するので、iPhone アプリをインストールしました。
https://itunes.apple.com/us/app/dji-pilot/id943780750?mt=8
機体とリモコン電源ON
まずは、リモコンのフライトモードが「P/A/F」の内、「P」になっていることを確認。PモードはGPSやビジョンポジショニングの機能が有効な安定性の高いモードです。またSDカードが入っていること、ジンバルに固定されているプラスチックを事前にとっておく。
その後、電源を入れます。
機体とリモコンの電源ボタンを1回押下すると、バッテリーの残状況が確認でき、続けてもう一回長押しすると機体とリモコンがそれぞれ起動します。
iPhoneをUSB接続でリモコンと接続し、DJI Pilot appを起動すると、初回は設定ウィザードが開いて設定を行いました。
DJI Pilot app(ios)の初回設定
名前を登録して
操縦モードでmode1を選択
設定を選ぶ
Metric(メートル表示)とNTSC(日本はこちら)を選択
最初はビギナーモードで…
メアド登録して完了
モーター起動!停止!
準備OK!
プロペラも装着(手で回すのみで可)し、これで機体・リモコン・モニタ(iPhone)がそれぞれ起動し、iPhoneには、機体のカメラから映しだされている映像が表示されている。AR Droneなどに比べると断然綺麗であり、GoPro Hero4 のディスプレイで見える映像と大差なく見えます。
モーターの起動は、左スティックと右スティックを下斜めにそれぞれ反対方向に引きます。するとモーターが起動。モーターの停止は、右スティックを下に引くのみ。これで停止しました。
ここまでで
まだ飛ばしてない状態でも、なぜだか買ってよかった感が出てくる。これまでの「Syma」や「AR Drone 2.0」や「RC Eye One Extream」とは異なる感じが半端ではない。重厚感・安定感・高級感がある機体、iPhoneアプリ画面でみるだけでも多機能なパッケージングされたソフトウェア。早く飛ばしたい衝動に駆られるもこの時深夜であるため断念した。
後日、実際に飛ばしてみて…これは…すごいです。
今日は涼しくなってきたので、これから3フライト目行ってきます。